これは僕が小学校5年生の時の話です。
小学4年生にして父方の祖父母が亡くなりました。
それから1年弱経った塾の帰り道、ここは狭いくせにバスまで通る危険な道です。
もう9時を回っていたので辺りはもう真っ暗でした。
僕が道をあるいていると僕の名前を後ろから呼ばれたような気がしました。
しかも、亡くなった祖父の声にそっくりでした。
「佳弘、佳弘!危ない!」
僕はその声にびっくりして振り返った瞬間、僕の目の前で車が壁に激突しました。

僕はその時祖父に呼ばれなかったら死んでいたと思います。
きっと祖父が僕を守って下さったのでしょう。



投稿者:根岸佳弘さん